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ますぞえ要一候補 最後の訴え 書き起こし

  • ポリタス編集部
  • 2014年2月8日
photo:【東京都知事選挙】ますぞえ要一氏 街頭最後の訴え 生中継 - 2014/02/08 15:30開始 - ニコニコ生放送

2月8日に浅草雷門前で行われた最後の訴えの書き起こしです。

ニコニコ生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv168396642


どうも皆さんこんにちは。舛添要一でございます。大変な雪のなか、お寒いなか恐縮でございます。今日が、いよいよ最後の日です。そして、これが最後の街頭演説となります。17日間、この東京を世界一にする。その思いで戦ってまいりました。われわれが愛する、この東京。なんとしてでも世界一にしないといけない。

昨日の深夜、ソチオリンピック。あの開会式の感動。6年後、冬と夏の違いはありますけれども、私どもはこの東京でオリンピック。そしてパラリンピックを見事に成功させたいと。世界中の方々がやってきて、こんな素晴らしい五輪は見たことがない。そういうオリンピック・パラリンピックにしたいと思っております。そのためには、この東京、あらゆる面で大きく変えていかなければなりません。いつこの東京を直下型地震が襲うかわかりません。30年のうちに、7割の確率でやってくる。2万3千人が亡くなる。95兆円と言いますから、1年分の予算が、それくらいの被害が起こってしまう。絶対に、直下型地震をはじめ、あらゆる災害に対して、この東京を守りぬく。皆さん方の生命と財産を、全力を挙げて守りぬく。これが、都知事の仕事でございます。世界一、災害に強い東京に仕上げていきたい。そう思っております。

2020年、そのあと2025年という数字がございます。私を含めて団塊の世代が本当に高齢者のさらにもっと高齢者になってしまう。なんとしてでもその高齢化社会、東京は1番厳しいかたちで高齢化社会がやってきます。そして、子育て。(通行人の声援に対して)ありがとうございます。子育て、8100人の待機児童がいる。4年以内にかならずこれをゼロにして、誰もが保育所に入れるようにしたいと思っております。そして、私は母親を九州まで7年間介護をして、大変な苦労をいたしました。それが私の政治の原点であり、厚生労働大臣に安倍さんが、今の安部総理が最初に内閣をおつくりになると、「あなたは介護をやったんだから国民のために厚生労働大臣をしっかりやれ」、こういうご指示でございました。全力を挙げて出産、子育て、医療、介護。これを、全身、全力を挙げてやってまいりました。どうか皆さん、この社会保障における改革。都政において、都知事として続けさせていただきたいと思っております。

社会保障でも、世界一の東京にする。世界一の街にする。そういう思いでございます。今アベノミクスの成果で、20年にわたる長い長い長い不況のトンネルから、この日本が抜けだそうとしている。この4月、中小企業の7割の経営者が給料を上げようじゃないか(と言っている)。給料が上がっていく、皆さん方の懐具合が良くなっていく。この街で、東京で、皆さんが消費をしていただく。そしてお金が店頭をまわって、グーッと経済を良くしていく。東京は、列車でたとえると機関車です。46の他の県、北海道、京都府、大阪府。これを引っ張っていく。その機関車は東京以外にはありません。われわれがしっかりしなければ日本の経済は良くならない。頑張って東京から経済を上向きにし、日本経済を再び成長の軌道に乗せる。そのために、東京をそんな戦略特区に指定する。これは、昨年国会で法律が通りました。政府とスクラムを組んで、そして自民党、公明党の皆さん方のご支援もいただいて、かならずこの特区、東京から日本経済に、再び成長の軌道に乗せたいと思っています。日本にある、特に東京にある企業、素晴らしい人材と世界一流の技術があります、これをみんなでさらに、さらに発展させていけば、かならず素晴らしい日本経済の姿があると思っております。治安対策これもしっかりやります。

今、世界の都市のランキングの中で、東京はまだ4位です。4位ということは、オリンピックで言えばメダルが取れていない。3位がどこか、フランスのパリです、まずそれを抜く。2位がどこか、アメリカのニューヨークです。さらにこれを抜く、そして銀メダルを取る。トップの座にあるのは、オリンピックを成功した、そのおかげでロンドンになったんです。6年後、私たちのオリンピックがやってきます、皆さん。東京オリンピック、パラリンピック、2020年、もう6年後でございます。これを機会に、全力を挙げて東京を世界一の街にする。それが私の夢であり、東京都民の夢であり、日本国民みんなの夢だと思っております。この夢の実現のために、どうか皆さん、皆さんのお力で、舛添要一をこの都知事の座に押し上げていただき、どうか都政の舵取りをおまかせいただきたい。これが最後のお願いでございます。舛添要一、全力を挙げて東京都民のため、日本国民のため、頑張りますので、どうか皆さん、舛添要一に最後の最後までご支援たまわりますことを、心からお願いいたしまして、最後の街頭演説を終わりまーす!ありがとうございましたー!

著者プロフィール

ポリタス編集部
ぽりたすへんしゅうぶ

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