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【都知事選2016】谷山ゆうじろう候補 政見放送 書き起こし

  • ポリタス編集部
  • 2016年7月26日

7月25日にNHK総合で放送された谷山ゆうじろう候補の政見放送の書き起こしです。


東京都知事候補者、無所属、谷山ゆうじろう、43歳。豪州、タイ出身、慶応義塾大学経済学部卒。元英国BBC放送司会者。『スコッツボロー・ガールズ』監督。会社社長。

では、谷山ゆうじろうさんの政見放送です。

TOKYO JAPAN!!

なんて美しい響きでしょう。東京、そして日本。私は日本が大好きです。そして、日本人であることに誇りを抱いています。海外育ちのサムライとして、私には夢があります。それは、国際社会において尊敬され、そして存在感のあるTOKYO JAPANを作ることです。

東京圏は人口3800万人の世界最大の都市と言われています。歴史、文化に溢れ、そしてアキバから渋谷、築地、相撲、そしてなんといってもHello Kittyなど、いろんなものが詰まったおもちゃ箱のような都市です。

しかしながら同時に東京は、世界でもっとも異常な都市でもあります。それは、東京ドーム340個分という途方もなく大きい外国の基地があるからにほかなりません。そうです、米軍基地のことです。国連加盟国200カ国のうち、ここまで大きな外国の基地が、しかも首都圏にある国は、日本を除いて1つもありません。これは異常なんです。と同時に情けないことに、日本が自立国家でないことの証しでもあります。

私は反米ではありません。しかし、脱米です。なぜか。それは中国が台頭するなか、アメリカはもはや世界唯一の超大国ではないからです。だから脱米が必要なんです。日本人は自分の足で歩き始めなきゃいけない。それがアジア、そして世界の平和に我が国が寄与できる21世紀のビジョンなんです。

私、谷山ゆうじろうのマニフェストは8つあります。詳しくは、スマホで、yujirotaniyama.comで検索してみてください。わかりやすく書いています。

そして今日は、NHKの番組をご覧の皆さんのために、そのなかから1つだけご紹介します。1つ目は、2020年東京オリンピックまでに横田米軍基地を全面返還させ、それを国際空港にすることです。新宿からたった30分で行ける新しい国際空港の誕生は、人・もの・カネを一気に東京に呼び込み、われわれを豊かにします。しかも、皆さんご存知じゃないと思いますが、この横田基地というのは、なんと東京ドーム157個分もあるモンスター基地です。であるにもかかわらず、ほとんど使われていないんです。ならば、われわれ都民で使おうじゃありませんか、国際空港にして。海外も行きやすくなります。そういうことなんです。

ちなみに、横田返還は決して夢物語ではありません。それはアメリカと日本、両方ともDemocracy、民主主義国家だからです。われわれの民意を彼らが否定したら、それは国家の否定に繋がるからです。

1973万人もの外国人観光客の方々が去年、過去最高です、日本に訪れ、お金をいっぱい落としてくれました。ありがとう、ありがとう、ありがとう、と言いたい、私は。それを3000万人、5000万人に上げていきたい。観光立国にするためです、日本を。そのためには、羽田と成田じゃもう足りないんです。横田は先ほど言ったように157個分ですが、ニューヨークは、人口1860万人でありながら、国際空港が3つあります。JFK、ニューアーク、そしてラガーディア。その倍以上の人口がいる3800万人東京、羽田と成田じゃもう足りないんです。だから横田の返還が必要なんです。それは我が国が自立国家のスタートラインに立つことも意味します。石原慎太郎のビジョンは、谷山ゆうじろうが継承いたします。

最後に1つだけ言わせてください。私は今回、お金と組織力にモノを言わせる既成政党とは一線を画した戦いをしたいと思います。私は政治家ではありません。役人でもありません。タレントでもない。ただただ普通に生きている1人の都民です。私はあなたです。自民、公明、共産各党も、押し並べて票欲しさのポピュリスト集団に堕落しきっており、民族、国家を考える以前に落選しないようにひたすら迎合を繰り返しています。最悪な事態です。今回の都知事スキャンダルから彼らはいったい何を学んでいるというんでしょうか。

みなさん、東京をわれわれの手に取り戻しましょう。そのために私、谷山ゆうじろうは一身を賭して、都民のために奉仕してまいります。選挙カーを使った派手な演説や握手攻勢などそういったパフォーマンスは一切行いません。私は今回、2020年東京オリンピックが開催される、国立競技場の建設場、建設地の前だけで、選挙活動を行います。7月14日から31日まで毎日、1日6回演説をしています。スマホ生放送もしていますんで、ぜひご覧ください。

東京のこれからを共に考え、議論していくうえで、これよりふさわしい場所はほかにないじゃありませんか。

私の名前は谷山ゆうじろうです。国立競技場であなたを待っています。一緒に東京を作っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。

TOKYO JAPAN!! Thank you.

著者プロフィール

ポリタス編集部
ぽりたすへんしゅうぶ

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