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【都知事選2016】山口敏夫候補 街頭演説第一声 書き起こし

  • ポリタス編集部
  • 2016年7月15日

7月14日に新宿駅西口で行われた山口敏夫候補の街頭演説第一声の書き起こしです。

ニコニコ生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv269527984#13:57


東京都民の皆様、大変お忙しいところ、お邪魔を致します。本日から、ポスト舛添知事をめぐる都知事選挙が始まったわけでございますが、私山口敏夫は、まず東京都民の皆さんにとって一番大事な問題は何かということに対して、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの諸事業の不届きが、都民生活を大いに脅かしているということをよく理解してもらうために、あえて立候補させてていただいた次第であります。

いま、待機児童の孤立の問題や、特別養護老人ホームが足らない足らないという問題が、都民の皆さんの生活を脅かしていますが、教育の問題しかり、福祉の問題しかり、また経済の問題においても、この東京オリンピックを優先する行政のあり方が、お金の配分が、この待機児童をほっぽり出したまま、保育所が足らない、養護老人ホームが足りないという結果を招いているわけであります。

東京オリンピックの最終的な予算は、約17兆円と言われています。そして、国際オリンピック委員会との約束でもあり、お互い都民・国民の命と安全にも繋がる、あの福島原発のアンダーコントロールという問題も、未だに先が見えていないわけでありますけども、2011年から2016年の今日までに、皆さん、この福島原発の後始末に、なんぼのお金が必要とされたか。こないだ、日本青年会議所の討論会で、実務方とお聞きしている増田さんにうかがいましたけどもね、増田さんも知らない。17兆円なんですよ、ね。

オリンピックに係るすべての予算が17兆円。福島原発のアンダーコントロールのためのお金が17兆円。福島原発の場合は、現在ただいまにおける、投入した国の予算ですから、これからまだ2017年、2018年、2019年、2020年まで4年間の間に、さらに20兆円という巨額な予算を投入しなければ、あの原発の後始末ができないという、これが1つの現実なんです。

東京オリンピックの17兆円。すでに後始末のために使われた福島原発の予算が17兆円。さらにこれから2020年までに使われるこの後始末の予算が20兆円、あわせて50兆円ですよ、50兆円。国の予算というのは、一体何なんでしょう、国の予算っていうのは。皆さん方が納めている、所得税とか住民税とか、消費税が、それらイコールそれが国の予算なんです。

イコール、それは54兆円という予算が、皆さん方が今までも払い、これからも払い続けなければならない、その税の重みというものをしっかりと肩に背負ってもらわなければ、政治が良くなるはずはないのであります。

もしこの54兆円の予算が、お金が払いきれなかった場合は、これからあのNHKの花形のように、これから生まれてくる赤ちゃんにまで、この借金が引き継いでいかなければならないというのが、今の日本の現状なんですよ。

だから安倍総理が、アベノミクスで一生懸命経済成長、経済回復、取り組んでいますけども、国民の大半の方々が、「アベノミクスの恩恵はまだ私たちには届いてこない」、「中小企業には届いてこない」、「庶民の懐には届いてこない」。当たり前ですよ! 当たり前、54兆円ものお金が後ろ向きのために使われているということを、なんで都民の皆さん方は無関心で、のんびりしていられるのでしょうか。そういう、日本の民主主義、選挙に行ったって、投票したって変わらない。しかし同時に、投票しなければ変わらないんです。それを訴えたいんです。

その大事な都民の税金を、使わせていただいているオリンピック委員会はどんな状態かといえば、森喜朗さんが会長ですよ、元総理の。あの有名な、1年で首になって、国民の支持率が6%、7%、あの舛添さんが東京都知事を追われる時よりも、更に低い支持率の中で辞めていった人。総理大臣として落第した人が、世界のオリンピックを私が引き受けますということで、取り組んだところで、失敗の連続じゃないですか。国立競技場をめぐる、あるいはこの大会あるいは建設費をめぐる談合事件。会場の皆さん、国立競技場はね、1200億円、いつの間にか1500億なった、そのうち2000億だ、3000億だ。バナナのたたき売りじゃないけど、フーテンの寅さんではないけれど、むしろ、下がることはなく、上がることばかりというこの現象を、あの頭の悪い無能な人が会長になっているために、都民はこれから、5兆円ですよ、5兆円。

5兆円を節約できるか。5兆円の無駄遣いをやめさせることができるか。止めることができるか。皆さんやってくださいよ、皆さんが。皆さん一人ひとりはできないじゃないですか。国会議員や都会議員やあるいは安倍総理や新しい都知事、議員、それを託すしかないんですよ。その託すことを放棄してしまえば、あとは「5兆円の負担は俺1人が払うわけじゃないから、しょうがないだろう」という人もいるでしょう。しかし、毎日毎日の暮らしの中で、赤ちゃんにお乳を与え、子どもにお弁当を持たせ、ご主人の出社を見送り、無事に帰ることを祈っている、そういう平和な平凡な家庭の皆さんができないことを、政治が代わって努めなければならないというのが、民主政治ではないでしょうか。

私は、この舛添問題の時に、東京都議会が開催中、ずっと2週間この場所で、舛添さんはもう辞めなさい、森喜朗さんも辞めなさい、竹田恆和さんも辞めなさい、こう言って訴え続けてまいりました。ところが東京都議会は、舛添さんの与党の、舛添与党の自民党公明党はさておきですよ、野党第一党の民進党の都議会議員も、共産党を除いてとあえて申し上げますが、舛添都知事の信任案を上程するどころか、百条委員会を提案するどころか、総務委員会の舛添さんの出席すら腰を引いて、自民・公明党の顔色をうかがい、来年5月の都知事選挙にもし舛添が現職の知事だった場合、自分たちの選挙にどれだけの不利益を受けるかということばかりを心配していた。小池百合子さんが当選したら都議会の冒頭解散、もちろん信任案を受けてからということですけども、冒頭解散をしなくてもしてもですね、来年5月にはこういう都民不在の、都民不在の、都民の暮らしや生活を全く考えずに党利党略、派利派略で政治を動かしている、この不逞の輩をですね、断固として排除していかなければならない。こういうことを言ったり、立候補したり、私はポスト舛添のあと、今発言している内容を発表しているものではないんです。1年も前から、こうした問題が必ず都民・国民の生活を、血税を無駄遣いさせることになりますよということを訴え続けてまいりました。

そして、このオリンピックの問題はね、東京都民だけの問題じゃないんです。東日本大震災の復旧・復興を助けようじゃないかという目的を持っている。ところが結果はまったく逆で、オリンピック景気をみんなが煽るもんだから、オリンピックによって経済効果20兆円だ30兆円だなんて、お頭の10万円もらえるような気分でいるうちに、福島の復旧の建設の資材や人件費がどんどんどんどん暴騰してですね、復旧は大遅滞、大きく遅れてしまっているのが現実です。

どうしてそういうことがわかるかというと、あのNHKの『あまちゃん』でお馴染みの、三陸鉄道の久慈市の市長さんも、立派な市長さんだったんですけども、この復旧の遅れに対する住民の不満が爆発して、現職の市長さんがもう泡沫候補。私は泡沫候補か、有力候補か、私は啓発候補と言っていますけど、都民の考え方を、もう一回、話を聞いてもらいたい。それが私の選挙の目的ですから、山口敏夫にあえて一票を投じてください――そういう贅沢なことはお願いいたしません。しかし私が申し上げていることが正しい、やっぱりこれは東京都民として大事なことだと思う人は、できるだけ私の考えの近い人に、皆さんの貴重な一票を投票していただいて結構なんです。

そして、私が申し上げたいのは、久慈市だけじゃなくて、隣の大槌町、三陸鉄道でずっとね、そういったところの町長さんや村長さんがですよ、自分は何の政治とカネの問題もないのに、復旧復興が遅れているという批判のために悪戦してるんですよ。そして、私が何もない被災地にせめて鉄道だけは、メモリアルとして、皆さんのこれからの勇気を与える事業として、三陸鉄道、久慈から福島県のいわきまで、この5年間、地道にボランティア活動に取り組んでまいりました。

たくさんの福島・宮城・岩手県の友だちがいるんです。いまたまたま例に上げた久慈市も大槌町も田野畑村も、みんな偶然岩手県ですけど、岩手県の皆さんに、今回東京都知事に当選する有力候補ではないかという人の評判を聞いてみてください。岩手県の人が――私はあえて言います! 100人が100人、あの人が3期11年の間、岩手県に1兆4千億円もの借金を残した人なんです。あの人を追い出したあと、県庁の金庫を開けてみたら、空っぽだった。あんなめちゃくちゃな人を、なんで東京都の人は都知事なんかにしようとするんだろう。ちょっと頭がオカシいんじゃないか、とまでは言っていませんけど、そこまでは言っていませんけども、そういう岩手県の人に、岩手県みたいな貧しい田舎の知事の時は失敗したけども、東京のように1300万人も住んでいる東京都の行政が俺の得意なところなんだと。あんたねぇ、プロ野球の2軍3軍にいる選手が、「俺は2軍3軍の時は成績はあげられなかったけれど、1軍にあがれば立派に4番バッターを務めてみせますよ」って言ったってね、信用できますか?

森喜朗会長は、そうした問題に、都知事候補を選ぶ問題、週刊朝日の先々週号読んでみてください。私が告発しているんじゃないんですよ。森喜朗の週刊朝日のインタビューに、都民の皆さん方の95%がもう舛添さんはやめてもらいたい、交代してもらいたいというその最中に、毎朝毎晩、都民には一言も反応しなかった、口もきかなかった舛添さんが、毎朝毎晩、森喜朗元総理のところと電話で談合して、「舛添、お前はまだ頑張れる、大丈夫、都議会なんて吹っ飛ばせ、続投続投」ということで、話し合ってきたということを、森喜朗がしゃべってる。皆さん、あの甲子園の高校球児のお世話をする全国高校野球連盟の会長が、舛添問題に辞めろとか、続けろとか、そういう口を出したらどうですか? ペケでしょペケ。あのプロ野球のコミッショナーが、舛添問題に口を出して、都知事候補の選考に口を出して、やめろとか続けろとか、この候補者はダメだからあの候補者にしろなんて口を出したら、それもペケでしょペケ。

森喜朗さんの立場は、世界のオリンピック、世界の国々からお客さんを迎える、日本オリンピック委員会の会長ですよ。そのフェアプレイの権化でなきゃならない会長が、いま週刊朝日に紹介されているように、自分で舛添都知事の、都民の皆さん方が95%は辞めろ辞めろというときに、続投させろとくちばしを入れている。今回の東京都知事選挙における自民党都連の混迷の、都連の幹部でも何でもない、元総理という肩書で、森喜朗が口を出すから、あれだけここにいるマスコミの皆さん方も若い人が多いから、政治の楽屋裏もなかなか、まだ勉強中の人もいるでしょうけどね、そういうことを見過ごしてはいけないんですよ。

だから、森喜朗さんが、東京オリンピックの会長として専念するならば、これから先、政治には一切口を挟まない、政治には口を出さない、どうしても政治への、政局へのというのがあると体がムズムズするというのであれば、オリンピックの会長を辞めていただいて、元総理として永田町に君臨していただければいいじゃないか。それが私が、この2020年東京オリンピック・パラリンピックの森喜朗元総理会長に「尋問の筋これあり」、こういう私は決意のもと、そしてこの問題が、私の問題ではなくて、1300万人の都民の問題であり、1億3000万人の国民の問題であるからこそ、こうしてドン・キホーテか、あるいはピエロかと揶揄されても、私は、私の声を、1人でも多くの都民の方々に伝えたい、わかってもらいたい。ここは街頭ですけども、いずれ政見放送、NHKを始めテレビ局で4回政見放送がなされます。また、ラジオも4本、ラジオ放送も行ってくれるそうです。さらに、皆さま方のご家庭に、全世帯に選挙公報というものが発送されますので、そこで私の考え方をさらに深めていただければ、これに過ぎる幸いはないのであります。

私山口敏夫は何者か。もうすでに75歳、最年長候補……、最年長候補が売り物だったんですけど、鳥越さんが出ちゃったおかげで、私は宣伝のね、アッピールの効果を失ってしまったと、いうことでございますけど。私は国会議員として10期30年務めました。その間、労働大臣として、男女雇用機会均等法というものを、10年越しに取り組んできた法律、案を、10年かけて成立させることができました。そして、国際経済摩擦真っ盛りにありまして、これが日本人の働きっていうんですか、「長時間労働、低賃金、アンフェア」こう言ってワシントンの国会議事堂の前に豊田自動車、日産、ホンダ、あらゆる日本のメーカーの車が山積みされて、やっぱアメリカというのはトランプだけじゃないんですよ。西部劇の時代のアメリカのごとく、その日本車をハンマーで打ち壊した。それくらい、過激に反日運動が高まったんです。その時に私が、確かに日本はフェアではない、この長時間労働、低賃金、そして、ものをどんどん作って、アメリカや世界に売ることだけに専念していた。やっぱり日本人もこの辺で、1つ考え方を変えて、そんな急いでどこへ行くという考え方から、もっと長期休暇を取れるようにしましょうよと言って、ハワイもない日本ですけども、あの連休のうちの5月4日を休日にしたのは、私山口敏夫が労働大臣の時に成立させたものです。あの5月4日に穴を開けたことによって、1週間、10日間の長期休暇を取れるようにしていただきました。そして、祝日が挟まって飛