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【都知事選2016】やまなかまさあき候補 政見放送 書き起こし

  • ポリタス編集部
  • 2016年7月23日

7月22日にNHK総合で放送されたやまなかまさあき候補の政見放送の書き起こしです。


東京都知事候補者、未来(みらい)創造経営実践党、やまなかまさあき、52歳。税理士、行政書士、NPO理事長、古河青年会議所元理事長。税理士最年少合格。未来創造経営実践のため起業。

では、やまなかまさあきさんの政見放送です。

皆さん、こんにちは、私は未来(みらい)創造経営実践党のやまなかまさあきと申します。1964年1月21日生まれの52歳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

私は、昭和59年、20歳のときに全国最年少で税理士試験に合格し、その後、25歳のときに茨城県古河市にて税務会計事務所を開業し、その後、行政書士登録、NPO法人理事長、また、社団法人古河青年会議所の理事長等を務めさせていただき、地域と共に人生を歩んでまいりました。

また、私は税理士として長年、中小企業経営者の一番身近な存在として、約30年、人生を共に歩んでまいりました。しかし、現在の中小企業経営者は、大企業への下請け依存が当たり前となり、ややもすると、自発的な活力を失い、倒産に追い込まれ、挙句の果てにその強い責任感から自殺に追い込まれてしまう、多くの同胞の存在を身近に見てまいりました。

また、戦後の右肩上がりの経済成長は、バブル経済崩壊以前の遠い過去のものとなり、1億総中流社会と言われたことも遠い遺物の過去となってしまいました。バブル経済崩壊後、約20年続いた鍋底経済のなか、いまの日本は先進国のなかで特に貧富の差が大きくなってしまったのではないでしょうか。

戦後最長のいざなみ景気も、実感できたのは大企業、特にグローバル化した企業だけで、中小企業およびその従業員には、バブル経済崩壊後の延長にしか感じておりません。

私たち小市民は、物価はデフレスパイラルによって安値安定しており、飲み水もきれい、治安も良い、国民のマナーも良い等々、日本はほんとうに住みやすく、貧富の差の拡大、大企業と中小企業の富の格差の拡大等々、富の一極集中に気づかず、ただただ眠れる子羊のように、本来得られるはずのわずかな果実でさえも貪られています。

また、テレビのなかの世界でしかなかった政治の世界、大都市東京の政治、政治とお金の問題、政務活動費の不正流用、高額な海外視察費、政治資金規正法の抜け穴、今回の東京都知事選の日和見状況等々、政治にはまったく無関係と思っていた私たちグループも、次代を担う子どもたちの輝ける未来のために、見識のある大人として、何か行動を起こすときと強く感じました。「声なき声を大きな声で叫びたい」との思いのもと、私たち未来(みらい)創造経営実践党はドン・キホーテとなり、いま立ち上がります。

そして私たちの選挙公約です。

1、庶民感覚で未来創造都政の実践を目指します。民間人登用制度を確立し、政治を庶民の手に取り返します。

2、常に活力に満ち溢れ、未来を創造できる中小零細企業を育成支援します。中小零細企業・都市観光支援課を設置します。中小零細企業未来創造経営支援課を設置します。

3つ、世界に誇れるおもてなしの心を持って、2020年東京オリンピック・パラリンピックの大成功を目指します。市民運営ボランティア組織の早期育成を取り組みます。

4つ、世界に誇れる観光都市・大東京を目指します。観光都市・大東京宣言を策定します。海上交通の充実を図ります。カジノ建設の是非を賛成ありき、反対ありきではなく、大いに議論します。

5つ、活き活きした安心安全都市・東京を目指します。未利用遊休不動産およびシルバー人材の積極的活用に取り組みます。人も建物も老いる。その価値を活かす時代の到来です。シルバー人材が主役になる時代を目指します。防災対策、防犯体制の強化にも積極的に取り組みます。

6つ、次代を担う子どもたちの輝ける未来の創造を目指します。待機児童の早期解消を積極的に取り組みます。奨学金制度を積極的に改善し、輝ける人材を発掘します。心の教育、総合的学習の時間を見直します。放課後児童クラブを見直し、ひとり親、共働き家庭等を支援します。少子化問題、合計特殊出生率の向上に取り組みます。

以上、未来(みらい)創造経営実践党の公約です。私たち、眠れる子羊よ、いま立ち上がりましょう! よろしくお願いいたします。

著者プロフィール

ポリタス編集部
ぽりたすへんしゅうぶ

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