【都知事選2016】岸本雅吉候補 政見放送 書き起こし
7月20日にNHK総合で放送された岸本雅吉候補の政見放送の書き起こしです。
東京都知事候補者、無所属、岸本雅吉、63歳。歯科医師、歯学博士、日本鍼灸師会会員、鍼灸師、医療法人メディア、銀座コア歯科・矯正クリニック理事長。 では、岸本雅吉さんの政見放送です。
こんにちは、私は健康都市・東京を目指して立候補いたしました岸本雅吉です。
私、岸本雅吉は、歯科医師として長年にわたって、人々の健康に努めてまいりました。健康、健康が人生のすべてではありませんが、すべては健康を失うと消えます。政治も経済も同じで、明るく、健康的な生活という基礎なくしては、成り立ちません。
そこで、私、岸本雅吉は、都民に健康を、経済を健全に、をテーマにあげました。健全な精神と、健全な肉体での都民生活こそ、東京の経済を健全に発展させ、都民の生活の安定につながります。
私、岸本雅吉は、5つの公約をいたします。
1つ目は、医療を安定させ、人も経済も健康な東京を目指します。都民が明るく豊かで、健康的な生活を営むためには、医療の安定が不可欠です。その医療の安定は、健全な経済を生みます。明るく健康的な生活と、健全な経済は表裏一体です。心身共に健康な都民の生活を確保するために、人も経済も健康な東京の実現を積極的に推進いたします。
2つ目は、介護者・介護施設に負担の少ない医療制度を実現いたします。東京都は、超高齢化社会に突入しています。10年以内には、4人に1人が介護を必要といたします。激務と低賃金による介護離職の問題と、家族の介護疲れの改善は急務です。私、岸本雅吉は、介護施設の待遇改善と、介護者の負担の少ない医療制度を実現いたします。
3つ目は、少子化問題を解決するために、不妊治療の補助と、子ども手当を新設いたします。少子化は将来の健全な経済を妨げる結果となります。子どもは宝です。女性が社会に進出する現代、女性の活躍を応援し、安心して出産できるためにも、不妊治療の補助を行い、また、安心して子どもを持てる社会にするためにも、子ども手当を新設いたします。
4つ目は、小学校、中学校時代に、農業の時間を導入いたします。健康的な生活はまず、自分で食べていける生活を確立することです。そのためには生活力をつける必要があり、小学校、中学校時代に数期に分けて、農業の時間を導入いたします。農家の方と共同作業を行う体験は、命の尊厳を知ると共に、食育にもつながります。また、子どものころに農業に触れた体験は、将来において、生活が困窮する場面に遭遇しても、生活保護に依存せず、農業を自立の1つの選択肢とする可能性にもつながります。
5つ目は、オリンピック後の施設を健康都市・東京として活用いたします。東京オリンピックはやるからには成功させます。しかし、単なる世界的イベントとして成功させるだけでなく、世界に人も経済も健康な東京を発信する機会とします。また、貴重な税金を投入した施設を、オリンピック後に都民が健康を築く場として活用いたします。
以上が、私、岸本雅吉の5つの公約です。
健康、健康が人生のすべてではありませんが、すべては健康を失うと消えます。私、岸本雅吉は、健康都市・東京を目指して立候補いたしました。あなたのご支援を心からお願い申しあげます。ご清聴ありがとうございました。