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【衆院選2017】日本のこころ 政見放送 書き起こし

  • ポリタス編集部
  • 2017年10月18日

2017年10月17日にTBSテレビで放送された日本のこころの衆議院比例代表選出議員選挙政見放送の書き起こしです。


日本のこころの政見放送です。お話は、日本のこころ代表・中野正志さん、そして赤尾由美さんです。

中尾:皆さん、こんにちは。私は日本のこころ代表の参議院議員中野正志でございます。衆議院比例代表、私たち日本のこころは東京ブロックよりは赤尾由美さん。多角的に事業活動に勤しみ、また社会貢献活動も頑張られ、テレビにもたまに出演をされておりましたから、ご存知をいただく方も多いかと存じます。そして、東北ブロックは高橋克也さん。若さと情熱にあふれ、行動力凄く、また常にチャレンジスピリットを忘れない青年であります。この2人を擁して、私どもは戦いを進めたいと考えております。

いまこのときだからこそ、次世代に残したいメッセージ。私たちは大きな4つのお約束をいたしたいと思います。

第1番目は、私どもの先々代の政党、結党当初からの約束であります、「自主憲法の制定」。一般的には憲法改正と言われます。やっとこのごろ、憲法改正の機運もでてまいりました。しかし、私たちは、ただ単に憲法の条文を変えるという弥縫策ではなくて、日本の長く素晴らしい歴史、伝統、文化、また日本人の良さ、それがしっかり文言として活かされる。まさに、日本国民の、日本国民による、日本国民のための国柄が活きた憲法を作り上げたい。その大きな志でこれからも努力を続けてまいりたいと思います。

第2番目は、「北朝鮮情勢」に対して、どう対処、対応するかであります。もう軍事的な衝突は私たちとて望みません。しかしご存知のように、北朝鮮の軍事的な暴走、本当に大きな脅威であります。いまでもミサイル防御態勢はありますけれども、やっぱりこれをしっかり高度化していかなければなりません。1つにはTHAAD、あるいはまた陸上型のイージス、これをできるだけ早期に整備をするということが私たちの主張であります。同時に抑止力、抑止力として北朝鮮に「日本に攻撃したらその倍返しをされる」、これぐらいまでの「対敵基地攻撃能力」を私たち日本がいましっかり保有するのでなければなりません。アメリカ合衆国軍、そして我らが誇るべき自衛隊。その大きな抑止力で北朝鮮に「ミサイルを東京に打ち込むぞ」、脅されることのないように、守りをしっかりし、また一旦緩急あればそういう攻撃をできる。そういった日本に仕上げなければならないと思います。

3つ目は、このごろ「消費税」の問題で議論が喧しくなっております。私たちは当初から消費税に手をつける場合には、デフレ経済を脱却する、そして国民が景気・経済成長の実感が出てきた、そのときならいいと申し上げてまいりました。しかし、その対案策として私たちは「消費税マイレージ制度」を導入しようではありませんかという提唱なのであります。消費税を支払う、その発想から消費税を貯める、消費税は還付される、その発想なのであります。もう皆様が飛行機に乗れば、マイレージ、プラスされます。あるいはデパートで買い物をすれば、ポイントが追加されます。その発想と同じなのであります。これを導入したら、国民の皆様の消費意欲が歓喜されます。まごうかたなく、GDPの6割を占める個人消費が伸びてまいります。それはそのまま、経済の拡大に繋がります。同時に、65歳に還付をするということになるわけでありますから、広い意味でいう社会保障政策になるわけでもあります。ぜひご理解をいただきたいと思います。

私は震災地、宮城県であります。いま一生懸命、「復旧復興」を頑張っていただいております。被災地の皆様、また被災地そのものの自立支援、これを徹底支援するのでなければなりません。また私たちの日本はいつ災害が来るかもしれない、大変に多い現実、列島であります。「防災・減災」にいままで以上にしっかり努力を傾けて、被害が少なく、また被災者ができるだけ少なくなる国土、その建設を目指して頑張ります。よろしくお願いします。

赤尾:日本のこころ、比例の東京ブロックから立候補いたしました赤尾由美です。日本のこころは現在、中野正志代表がたった一人で守っている政党です。今回の選挙で政党要件を満たすことは非常に難しく、これが最後の選挙になるかもしれません。それなのに、なぜ私が日本のこころから立候補したのか。それは、日本のこころを次世代に残したいからです。

日本のこころとは、愛と調和と感謝です。お陰様、お互い様という気持ちで、皆で助け合ってよく働き、分かち合い足るを知り、お天道様、ご先祖様に恥じない生き方をする。こうした日本のこころが日本の国柄を守ることに繋がります。日本の国柄とは、一言で言うと、「天皇のしらす国」です。「しらす」とは、知るという意味です。天皇陛下が我々国民の心をお知りになり、神様の御心をお知りになり、良い世の中を作るために、自ら範を示され、平和を祈られていらっしゃいます。これが日本の国柄です。

我が党は既に、自主憲法の草案を作り終えています。その全文の最初の文章はこうです。

「日本国は、古来、天皇がしろしめす国であり、国民は、一人一人を大切にする和の精神をもって、その悠久の歴史を紡いできた」

日本の国柄をしっかり示して、憲法草案を作っているのは、我が党、日本の心だけです。先人たちも日本のこころと国柄を守ろうとしてきました。たとえば、私のおじは戦争中衆議院議員でしたが、戦争に負けてGHQの占領政策が進む中、昭和20年12月のある委員会で、次のように発言しています。

「日本の国体とは愛なり、慈悲なり、イエスに通じ、釈迦の道と一つのものである」

この発言の半年後、おじは公職追放になりました。戦後72年が過ぎ、もう目を覚まさなければいけないときだと思います。日本のこころを次世代に残したいと思う人は、2枚目の投票用紙に、日本のこころとお書きください。間違っても、赤尾由美とか、赤尾議員とかお書きにならないようにお気をつけください。個人名を書くと無効になってしまいます。皆さんで日本のこころを残しましょう。ありがとうございました。

日本のこころの政見放送でした。

著者プロフィール

ポリタス編集部
ぽりたすへんしゅうぶ

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