2017年10月22日(日)は、第48回衆議院選挙の投票日です。投票制度には、選挙当日に投票所に行けない人のためのさまざまな仕組みがあります。
・期日前(きじつぜん)投票制度
・不在者投票制度
・在外選挙制度(郵便投票、洋上投票、南極投票など)
なかでも事前の手続きが一切必要なく、手軽で時間の融通が利くのが「期日前投票制度」です。なんと、2014年の衆院選では全投票者の4人に1人が期日前投票を利用しました。
期日前投票制度とは
選挙前でも選挙当日と同じ方法で投票を行える制度です。決められた期間のなかで都合の良い日時に、近くの期日前投票所に行き、投票用紙を直接投票箱に入れます。事前の手続きが一切必要なく、手軽で時間の融通が利くため「期日前投票制度」を利用する人は年々増え続けています。
・投票期間:公示日(告示日)の翌日から投票前日まで(10月11日〜10月21日)
・投票時間:原則、平日土日ともに午前8時30分~午後8時まで
・投票場所:各市区町村に1力所以上設けられる期日前投票所
※地域によっては複数の期日前投票所が設けられ、場所ごとに投票期間・投票時間が違うことがあるため、注意が必要です。ご自宅に届く入場券や各自治体のウェブサイトをご確認ください。
※届いた入場券がなくとも、選挙区の選挙人名簿に登録されていれば投票することができます。身分を確認できるもの(免許証や健康保険証など)を持参して気軽に投票に参加してください。
Photo by haru__q (CC BY-SA 2.0)
期日前投票までの流れ
(0)期日前投票所の場所を確認する
自分が選挙人名簿に登録されている市区町村の期日前投票所を確認しましょう。事前にお手元に届いている入場券もしくは、ネットでも簡単に調べることができます。
(1)期日前投票所に行く
入場券がなくても、身分が証明できれば投票できます。
(2)投票用紙をもらう
宣誓書兼請求書に必要事項を記入して投票用紙を請求します。何も考えなくても流れ作業で投票ができるようになっていますので、案内に沿って進みます。
(3)投票する
投票記載台で投票用紙に記入し、投票箱に投函します。
どんな理由でも大丈夫!
試験が近い、ブラック企業に勤めていて休みがない、旅行やレジャーの予定がある、出産を控えている、体調に不安がある、余裕を持って投票したい、休みの日はただひたすらゴロゴロしていたい……どんな理由でも負い目を感じる必要はありません。遠慮なく、期日前投票であなたの一票を投じましょう!
今回の衆院選から全国58カ所のイオンモールやイオンタウンに投票所が設置され、そのうち57カ所は期日前投票にも対応しています。そう、期日前に「投票行って外食するんだ♪」も可能です。
それでも、あなたの一票を!
昨年12月に洋上投票の対象が拡大したり、一部のイオンやららぽーとに投票所が開設されたりと、より便利に一票を投じることができるようになりました。
あなたの一票はあなたにしか投じられない貴重なものです。都合が合わないと諦めず、期日前投票・不在者投票などを活用して、あなたの都合に合わせて、あなたの一票を投じましょう!
→衆院選投票日に合わせて行われる「最高裁判所裁判官国民審査」の記事はこちら
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