ポリタス

都知事選 都知事に必要な資質は?

  • 毎日新聞「えらぼーと」 (毎日新聞ボートマッチ東京都知事選版)
  • 2014年2月5日

ポリタスは今回の都知事選で毎日新聞社のボートマッチサービス「えらぼーと」と提携し、展開しています。今回は「えらぼーと」への有権者の回答の分析結果の中から、有権者が考える「都知事に必要な資質」についての記事を転載します。


初出:えらぼーと:都知事選 都知事に必要な資質は?(毎日新聞社)

毎日新聞がインターネット上で実施している東京都知事選のボートマッチ「えらぼーと都知事選」( http://vote.mainichi.jp/ )に、23日午後5時?26日にかけ4万6530人が参加した。「新知事に最も必要な資質は?」との設問に、43%が「強いリーダーシップ」と回答。「調整力」の36%や「政府とのパイプの太さ」の3%を上回った。

えらぼーとの調査結果「都知事に必要な脂質とは」

男女の違いも出た。男性は「強いリーダーシップ」を第一の資質と考える人が46%で「調整力」は34%。女性は「調整力」が41%で「リーダーシップ」が37%だった。

支持する政党による違いも大きかった。「強いリーダーシップ」を「調整力」より重要と見るのは自民、維新、みんな、結い、生活の各党支持層。自民支持層では61%、維新では71%、みんなでは50%が「リーダーシップ」を選択し、「調整力」はそれぞれ26%、16%、32%だった。

これに対し、民主支持層では「調整力」が45%で「リーダーシップ」は35%。公明も「43%と41%、共産も38%と20%だった。

1年で終わった猪瀬直樹前知事の評価は、「評価する」が63%、「評価しない」が29%だった。支持政党別では、共産、生活、社民の支持層は「評価しない」が「評価する」より多かった。

えらぼーと都知事選に参加した4万6530人の内訳は男性64%、女性25%(無回答11%)。年代は30代が29%で最も多く、40代22%、20代20%の順。支持政党(58%が回答)は自民が19%、共産が5%、民主、維新が各1%、その他は各1%だった(支持政党なし24%)。

「わっしょい!ネット選挙」6社と連携

「えらぼーと都知事選」は、ネット選挙運動に取り組むIT連合「わっしょい!ネット選挙」6社とタイアップしている。25日夜、ドワンゴが運営するニコニコ動画の番組「『わっしょい!×毎日新聞』出番はあるか? ネット選挙? 東京都知事選2014」で、えらぼーとの利用を呼びかけたところ、569人が参加。新知事の資質に関する設問では、67%が「強いリーダーシップ」を挙げ、えらぼーと参加者全体の回答より格段に多かった。

タイアップ6社は、サイバーエージェント、ドワンゴ、ライン、ヤフージャパン、ユーストリームアジア、楽天(50音順)。

著者プロフィール

毎日新聞「えらぼーと」
まいにちしんぶん・えらぼーと

毎日新聞ボートマッチ東京都知事選版

毎日ボートマッチ「えらぼーと」は、あなたが東京都知事選挙の立候補者が回答したアンケートと同じ設問に答えることで、あなたと立候補者の政策に対する考え方の一致度を数値化して知ることができるサービスです。ボートマッチは英語のvote(投票)とmatch(一致する)を組み合わせた言葉です。オランダで生まれ、投票に役立てるツールとして主に欧州で普及しています。毎日新聞のボートマッチは過去、衆院選、参院選で5回の提供実績があり、今回6回目となる東京都知事選版は初の地方首長選挙版となります。

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